COLUMN

所長コラム

  • 所長コラム

個人事業主が“税金で毎年あわてない人”になるための超シンプルな考え方

今日は「個人事業主が“税金で毎年あわてない人”になるための超シンプルな考え方」をテーマにお届けします。
税金は高いか低いかより、準備しているかどうかで体感がまったく変わります。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 税金であわてる人の共通点
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
多くの人がこうなります。
「え、こんなに払うの?」
「今そんなお金ない…」

でもこれは、税金が突然増えたわけではありません。
見えていなかっただけです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 税金は“後から来る請求書”
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
個人事業主の税金は、ほとんどが後払いです。

・所得税 → 翌年3月
・住民税 → 翌年6月から
・消費税 → 翌年3月(該当者)

つまり、
もう使ってしまったお金に対して、後から請求が来る
これが怖さの正体です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ あわてない人がやっていることは1つだけ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
それは、
売上が入った時点で「これは税金分」と分けて考えること。

完璧な計算はいりません。
目安で十分です。

例)
・売上が入ったら
 → そのうち2〜3割は「税金用のお金」

この意識があるだけで、
翌年の春がまったく違います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ いちばん簡単な実践方法
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
おすすめは、このやり方です。

・税金用の口座を1つ作る
・売上が入ったら、ざっくり一部をそこへ移す

金額が多少ズレても問題ありません。
「使わないお金」として分けておくことが大事です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 税金は“罰金”ではない
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
税金を悪者にすると、管理がつらくなります。
でも実際は、
利益が出た証拠として払うものです。

利益が出た
→ 事業が回っている
→ その一部を納める

こう考えると、気持ちが少しラクになります。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 今日のまとめ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
税金であわてないコツは、とてもシンプルです。

・税金は後から来ると知る
・売上が入った時点で分けて考える
・完璧を目指さず、目安で準備する

税金対策は、テクニックより習慣です。
早めに分ける。それだけで十分です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
お問い合わせはこちらから
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
おおぞの行政書士事務所
TEL:06-6421-8445
メール:ozono.works@gmail.com