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記帳代行ってそもそも何? どんな人に向いているの?

建設業の現場で毎日忙しいあなたへ。今日は「記帳代行ってそもそも何? どんな人に向いているの?」というテーマで、なるべくわかりやすくお話しします。

──数字が苦手で、領収書が財布にたまっている人ほど、読んでほしい内容です。

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■ 記帳代行ってなに?
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記帳代行とは、会社のお金の出入り(売上・支払い・現金・銀行の動きなど)を、代わりに帳簿へ整理してくれるサービスのことです。
つまり、「領収書・請求書・通帳コピー」を渡すだけで、帳簿や会計データを作ってくれるしくみです。

建設業の個人事業主さんは、次の悩みを持っていませんか?

・現場が忙しくて帳簿をつける時間がない
・そもそも記帳のやり方がわからない
・確定申告の時だけ慌ててまとめている
・税理士さんに頼むほど規模は大きくない

こんな人に、記帳代行はぴったりです。

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■ 記帳代行を使うと何が良い?
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1)確定申告がスムーズになる
→ 毎月帳簿がきちんと整理されているので、慌てる必要がなくなります。

2)お金の流れが見えやすくなる
→ 今月の利益、材料費の割合、外注費がどれくらいかなどが細かく把握できます。

3)融資や建設業許可にも役立つ
→ 「ちゃんとした帳簿」があるかどうかは、銀行や役所が一番チェックするところです。

4)「税金を払いすぎていた」問題を防げる
→ 帳簿がきちんとしていると、控除や経費のもれが減り、税金のムダ払いを防げます。

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■ いくらぐらいするの?(目安)
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・個人事業主(取引少なめ):月5,000円~10,000円
・小規模法人(取引そこそこ):月10,000円~20,000円

領収書の量や処理の内容で変わりますが、税理士よりは安く、パート事務員を雇うよりははるかに安いです。

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■ 記帳代行に向いている人
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・事務が苦手で、後回しにしがち
・取引(売上・仕入・外注費)がそこそこある
・建設業許可や融資も今後考えている
・税理士に頼むほど規模は大きくない

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■ まとめ
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記帳代行は「お金の帳簿をプロが代わりに整理してくれるサービス」です。
現場仕事がメインで、事務担当がいない建設業の個人事業主にこそ役立ちます。
あいまいだった「自分の利益」「経費の使いすぎ」「税金の心配」が、すっきり見えるようになります。

次回は、「記帳代行を頼むときに必要な書類ベスト5」をわかりやすく説明します。
数字に強い社長は、経営にも強くなります。今日からちょっとずつ、整えていきましょう。