- 所長コラム
技術者が1人だけの危険性
建設業許可で技術者が1人だけの場合のリスクとは?専任技術者の退職・病気・事故による許可維持の危険性と対策を行政書士が解説します。
建設業許可を取得している会社の多くは、
👉 専任技術者が1人
という体制です。
法律上は問題ありません。
許可も取得できます。
しかし実務では、
この体制には大きなリスクがあります。
今日は、建設業許可における
技術者が1人だけの危険性を解説します。
■ 専任技術者とはおさらい
専任技術者とは、
許可業種の技術的責任者
営業所に常勤
工事の技術管理を行う
建設業許可の中核となる存在です。
■ 技術者が1人の会社は非常に多い
実際には、
小規模会社
家族会社
個人事業
では、
👉 技術者1人体制
がほとんどです。
しかし、この状態は非常に脆い。
■ リスク① 退職した瞬間に要件を失う
専任技術者が退職すると、
👉 許可要件を欠く状態
になります。
そのまま放置すると、
👉 許可取消
の可能性もあります。
■ リスク② 病気・事故
技術者が
病気
長期入院
事故
などで働けなくなる場合もあります。
この場合も許可維持が問題になります。
■ リスク③ 業種拡大ができない
技術者が1人だと、
👉 業種追加
が難しくなります。
例えば、
電気工事
管工事
内装工事
などを広げるには、技術者の層が必要です。
■ リスク④ 経審・公共工事で不利
経営事項審査(経審)では、
👉 技術者数
が評価されます。
1人体制では点数が伸びません。
■ 実務の本音
行政書士として多く見てきたのは、
👉 技術者退職で慌てる会社
です。
退職届が出てから相談に来るケースもあります。
しかし、その時点では
時間が足りないことも多い。
■ 対策① 技術者を複数確保する
理想は、
👉 2人体制
です。
これだけで許可の安定性は大きく上がります。
■ 対策② 資格取得を促す
社内で
施工管理技士
電気工事士
などの資格取得を進めることも重要です。
■ 対策③ 将来の人材設計
建設業許可は
👉 人材制度
でもあります。
技術者の層が会社の強さになります。
■ 結論
専任技術者1人体制は、
法律上は可能でも
👉 経営上は危険
です。
建設業許可は、
技術者
経営
財務
この3つのバランスで成り立ちます。
技術者は会社の資産です。
その資産をどう守るかが、
会社の未来を左右します。
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