- 所長コラム
第二種電気工事士は専任技術者になれる?
第二種電気工事士は建設業許可の専任技術者になれるのか?必要な実務経験年数、第一種との違い、電気工事業での注意点を行政書士が解説します。
電気工事業の建設業許可を検討している方から、非常によく聞かれる質問があります。
「第二種電気工事士を持っているのですが、専任技術者になれますか?」
結論から言います。
👉 条件付きで可能です。
“資格がある=自動的にOK”ではありません。
今日は、第二種電気工事士と専任技術者の関係を整理します。
■ まず結論
第二種電気工事士は、
👉 実務経験3年以上
があれば、電気工事業の専任技術者になることができます。
ここがポイントです。
■ 第一種との違い
第一種電気工事士
→ 実務経験が不要(原則)
第二種電気工事士
→ 実務経験3年以上が必要
この差は非常に大きいです。
■ なぜ実務経験が必要なのか?
第二種電気工事士は、
主に一般住宅や小規模工事が対象
そのため、
建設業許可に必要な「工事管理レベル」を満たすために、
実務経験が求められます。
■ 実務経験は何の経験?
ここが重要です。
👉 電気工事業に関する実務経験
が必要です。
例えば、
配線工事
分電盤工事
照明設備工事
など。
事務職や営業職は含まれません。
■ 証明はどうする?
実務経験3年を証明するために、
実務経験証明書
請求書
契約書
などの裏付け資料が必要です。
証明できなければ認められません。
■ よくある誤解① 免状を持っていれば即OK
違います。
第二種は必ず実務経験が必要です。
■ よくある誤解② アルバイトでもカウントできる?
可能な場合もあります。
ただし、
実際に工事に従事していること
証明できること
が前提です。
■ 電気工事業登録との違い
ここも混同が多いです。
電気工事業登録(電気工事業法)
建設業許可(建設業法)
は別制度です。
第二種電気工事士は電気工事業登録では中心的資格ですが、
建設業許可では“実務経験付き”になります。
■ 実務の本音
第二種電気工事士を持っている会社は多いですが、
👉 実務経験証明で止まるケースが多い
のが現実です。
記録が残っているかどうかが勝負になります。
■ 将来のための選択肢
もし今後拡大を目指すなら、
第一種電気工事士取得
電気工事施工管理技士取得
も検討価値があります。
資格は会社の武器になります。
■ 結論
第二種電気工事士は、
👉 実務経験3年以上があれば専任技術者になれる
しかし、
👉 資格だけでは足りない
ここが最大のポイントです。
建設業許可は、資格と実務の両方が揃って初めて成立します。
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