- 所長コラム
専任技術者の実務経験は何年必要?
建設業許可の専任技術者になるための実務経験は何年必要か?10年ルールの例外、学歴による短縮、資格との違いを行政書士が実務視点で解説します。
建設業許可を取る際、よく聞かれる質問があります。
「専任技術者って、実務経験は何年必要ですか?」
結論から言うと、
👉 原則は10年
です。
ただし、学歴や資格によって短縮される場合があります。
この記事では、専任技術者に必要な実務経験年数を分かりやすく解説します。
■ 原則:実務経験10年以上
資格がない場合、
許可を取りたい業種について
👉 10年以上の実務経験
が必要です。
例えば、
内装工事の許可 → 内装工事の経験10年
電気工事の許可 → 電気工事の経験10年
業種ごとにカウントされます。
■ 実務経験とは何を指すのか?
ここでいう実務経験とは、
工事の施工
現場管理
技術的業務
などです。
単なる事務作業だけでは認められません。
■ 学歴がある場合は短縮できる
建設関連学科を卒業している場合、
必要年数が短縮されます。
大学・高専(指定学科)
👉 実務経験3年以上
高校(指定学科)
👉 実務経験5年以上
これは大きなメリットです。
■ 資格があれば実務経験不要な場合もある
例えば、
施工管理技士
電気工事士(第一種)
建築士
などの国家資格があれば、
実務経験を証明しなくても専任技術者になれる場合があります。
■ よくある誤解① 建設業の経験なら何でもいい
違います。
許可を取りたい業種の経験が必要です。
例えば、
解体経験10年 → 内装許可には使えない場合があります。
■ よくある誤解② 会社に在籍していればカウントできる
在籍期間ではなく、
👉 実際に工事に関わった期間
です。
証明資料が必要になります。
■ よくある誤解③ 複数会社の経験は使えない
使えます。
転職していても、
合計で10年あれば可能です。
ただし、それぞれの会社の証明が必要です。
■ 実務の本音:10年証明が最大の壁
資格がない場合、
この「10年証明」が最大のハードルになります。
しかし、
個人事業時代の資料
元勤務先の証明
請求書などの記録
を整理することで、クリアできるケースは多くあります。
■ 将来のために今からできること
今後のために、
工事記録を残す
請求書を保存する
業種ごとに整理する
これが重要です。
記録は資産です。
■ 結論
専任技術者の実務経験は、
👉 原則10年
👉 学歴があれば3〜5年
👉 資格があれば不要な場合もある
重要なのは、
「経験があること」ではなく
「証明できること」です。
建設業許可は、準備で結果が変わります。
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