- 所長コラム
技術者が辞めたら経審はどうなる?
技術者が辞めたら、すぐ問題になりますか?
建設業の会社では、
「技術者が1人辞めた」
これは珍しい話ではありません。
ただし、経審(けいしん)や入札を考えている会社では、
**この出来事は“かなり重要”**です。
なぜなら、
技術者の人数や資格は、そのまま経審の点数になる
からです。
技術者は、経審の点数に直結します
経審では、
・資格を持った技術者が何人いるか
・どのレベルの資格か
がしっかり見られます。
そのため、
・人数が減る
・上位資格者がいなくなる
こうした変化があると、
点数が下がる可能性があります。
特に、
会社に1人しかいなかった技術者が辞めた場合は、
影響がとても大きくなります。
よくある勘違い
「次の経審まで黙っていればいい?」
これは危険です。
技術者が辞めた場合、
建設業許可のルール上、
変更届を出す必要があります。
これを出さずにいると、
・許可の要件を満たしていない状態
・虚偽の申請をしていると見られる
と判断されることがあります。
「一時的だから」
「すぐ補充する予定だから」
という理由は通用しません。
代わりの技術者がいれば大丈夫?
代わりの人がいても、
すぐに点数が元に戻るとは限りません。
理由は、
・資格の種類が違う
・実務経験の年数が足りない
・経審の対象期間に反映されない
といったことがあるからです。
つまり、
“同じレベルの技術者”を維持できるか
がとても重要になります。
一番困るパターン
一番よくあるのが、
「経審の申請直前に技術者が辞めた」
というケースです。
この場合、
・点数が大きく下がる
・入札ランクが落ちる
・参加できる入札が減る
といった影響が一気に出ます。
人の問題は、
事前の準備がないと取り返しがつきにくいのです。
まとめ
技術者が辞めた場合のポイントを整理します。
・技術者の人数・資格は経審の点数に直結
・辞めたら変更届が必要
・代わりがいても同レベルでないと影響が出る
・経審直前の退職は特に危険
経審は、
「会社の体制が安定しているか」
を数字で見る制度です。
技術者は、その中でも最重要の存在です。
人の動きこそ、早めに対策しておくことが最大の防御になります。
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