- 所長コラム
個人事業主がやりがちな“お金のどんぶり勘定”が危ない理由
今日は「個人事業主がやりがちな“お金のどんぶり勘定”が危ない理由」というテーマでお届けします。
数字を細かく見るのが苦手な人ほど、知らないうちに損をしていることがあります。
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■ どんぶり勘定ってなに?
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どんぶり勘定とは、
「だいたいこれくらい儲かってるはず」
「今月もなんとなく回ってる」
と、正確な数字を見ずにお金を判断することです。
忙しい個人事業主ほど、これをやってしまいがちです。
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■ どんぶり勘定が招く3つの失敗
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【1】思っていたよりお金が残らない
売上は増えているのに、
・材料費
・仕入れ
・通信費
・サブスク
などが増えていて、実は利益が少ない。
でも数字を見ていないので、原因に気づきません。
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【2】税金の請求が来てパニックになる
「そんなに利益出てないはず…」と思っていたら、
住民税や消費税の納付書がドン!
どんぶり勘定だと、税金の準備ができません。
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【3】値上げ・経費削減の判断ができない
・この仕事は本当に儲かっているのか
・どの経費が多すぎるのか
これが分からないと、
値上げも、ムダな支出カットもできません。
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■ どんぶり勘定を卒業する“たった1つの習慣”
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難しいことは不要です。
月に1回だけ、これを見る習慣をつけてください。
・今月の売上はいくら?
・今月の経費はいくら?
・今月いくら残った?
この3つだけでOKです。
これが分かるだけで、
「不安な経営」から「見える経営」に変わります。
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■ 今日のまとめ
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どんぶり勘定は、気づかないうちに
・お金が減る
・税金で困る
・経営判断が遅れる
という失敗につながります。
でも、
月1回の数字チェックだけで、ほとんど防げます。
事務が苦手でも、経営は守れます。
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