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個人事業主が意外と知らない“税金の基本3つ

今日は「個人事業主が意外と知らない“税金の基本3つ”」をお伝えします。
「税金はとにかく難しい…」と感じている方ほど、今日の内容は必見です。

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■ 税金は大きく分けて3種類しかありません
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実は、個人事業主の税金は、ほとんどが次の3つに分かれます。

・所得税
・住民税
・消費税

この3つのしくみだけ分かっていれば、税金の不安はかなり減ります。

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■ ① 所得税とは
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これは「もうけ」にかかる税金です。

売上 - 経費 = 利益
この「利益」にかかるのが所得税です。

・利益が少なければ → 税金は少ない
・利益が多ければ → 税金は多い

とてもシンプルな仕組みです。
「売上が多い=税金が高い」わけではありません。
もうけにだけ税金がかかるというのが重要ポイントです。

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■ ② 住民税とは
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これは「住んでいる市町村に払う税金」です。
前年の所得をもとに、今年の6月ごろから支払いが始まります。

特徴はこの2つです。

・去年のもうけに対して払う
・分割で支払うことが多い

「急に市役所から納付書が来てビックリする」のは、この住民税です。

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■ ③ 消費税とは
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これは「売上に含まれている税金」です。
お客さんから預かって、国に納めるお金、と考えると分かりやすいです。

・売上の消費税
・仕入れや経費で払った消費税

この差額を計算して、国に納めます。

売上が1,000万円を超えると、原則として消費税の申告と納税が必要になるので、ここは特に注意が必要です。

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■ なぜ税金を知らないと損をするのか
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税金のしくみを知らないと、
・払いすぎてしまう
・いきなり高額請求が来て困る
・資金が足りなくなる

こうしたトラブルが起こりやすくなります。
逆に、少し知っているだけで、
「今のうちに準備しよう」
「この支払いは来年だな」
と、冷静に対応できるようになります。

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■ 今日のまとめ
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個人事業主が最低限おさえておきたい税金はこの3つ。

・もうけにかかる【所得税】
・住んでいる市町村に払う【住民税】
・売上にかかる【消費税】

難しく考えなくて大丈夫です。
税金は「知らないと怖いもの」、
「知っていれば対策できるもの」です。

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