２月１６日より令和５年度の確定申告の受付が始まりました。
建設業許可業者は、毎年「建設業決算変更届」の提出が必須ですのでもちろんですが、これから建設業許可の取得を目指す業者さんにとっても確定申告は重要です。なぜなら建設業許可取得の要件である「経営経験」を証明するために税務署の受付印を押印された（もしくは電子申告の受信通知付きの）確定申告は重要な提示書類となるからです。確定申告書を作るためには発行した請求書や支払の請求書、領収書の集計はもちろん必要ですが、申告が終わった後もきちんと保存しておくことが大事です。再三このコラムでもお伝えしていることですが、建設業許可取得の際には書面での証明書類さえあれば許可が取得できるのに保存していなかったために断念せざるを得なかったということが多々あります。

もう一度強調しておきます。
１）確定申告書は必ず期限内に提出
２）確定申告書の控えは必ず保存
３）請求書や見積書、領収書は必ず保存
以上を心掛けておくようにしてください。