- 所長コラム
決算書が赤字でも許可は取れる?
決算書が赤字でも建設業許可は取れるのか?自己資本・債務超過・資金調達能力との関係、実務上の判断ポイントと対策を行政書士が解説します。
建設業許可の相談で、よくある質問です。
「うちは赤字なんですが、許可は取れますか?」
結論から言います。
👉 赤字でも許可は取れます。
ただし、
👉 条件次第です。
この記事では、赤字と建設業許可の関係を実務目線で解説します。
■ なぜ赤字が問題になるのか?
建設業許可では、
👉 一定の財務基盤があるか
を確認します。
赤字=即NGではありませんが、
👉 財務の安定性に疑問が出る
ためチェックされます。
■ 判断のポイントは「自己資本」
最も重要なのは、
👉 自己資本が500万円以上あるか
です。
自己資本とは、
👉 資産 − 負債
です。
■ 赤字でもOKなケース
例えば、
過去の利益が蓄積されている
自己資本が500万円以上ある
この場合、
👉 赤字でも許可取得は可能です。
■ 危険なケース
次のような場合は注意が必要です。
■ ケース① 債務超過
👉 自己資本がマイナス
この場合、原則として要件を満たしません。
■ ケース② 自己資本が500万円未満
赤字の影響で、
👉 基準を下回る
ケースです。
■ 対策① 資金調達能力で補う
自己資本が不足している場合、
👉 500万円以上の資金調達能力
で対応できる場合があります。
例:
残高証明
融資証明
■ 対策② 増資
法人の場合、
👉 資本金を増やす
ことで自己資本を増やす方法もあります。
■ 対策③ 決算設計の見直し
税務上の節税だけでなく、
👉 財務バランス
を考えることも重要です。
■ 実務の本音
赤字の会社よりも問題なのは、
👉 自己資本が薄い会社
です。
赤字でも体力がある会社は通ります。
黒字でも体力がない会社は厳しい。
■ 赤字と信用の関係
建設業許可は取れても、
元請評価
融資
経審
では影響が出ることがあります。
ここも重要な視点です。
■ 結論
赤字でも、
👉 自己資本500万円以上あれば許可は取れる
しかし、
👉 財務体質が弱いと将来に影響する
建設業許可は、
👉 「通す」だけでなく
👉 「活かす」ことが重要です。
財務はその土台です。
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